initiatives最近の取り組み

松谷棚田での棚田キャンプモニター実施

ロングトレイル九州自然歩道の環境づくりとして、ルート上で安心して宿泊できる拠点を確保することを考えています。その第一弾として、球磨村にある田舎の体験交流館さんがうらおよび、そこにある松谷棚田でのテント泊ができる仕組みづくりに取り組みました。
こんな場所がルート上にいくつかあると、ハイカーが歩く計画を立てやすくなることを想像して取り組みを進めています。

サブスク棚田キャンプの仕組み検討

仕組みは、会員登録制で一定期間での棚田でのキャンプの利用し放題。事前にご利用案内を確認いただき、料金は登録時に振込。テントや食事用の薪、食材などキャンプに必要なものは利用者自身での持ち込み、トイレ及び水場はさんがうらの施設の利用が可能。キャンプ中の事故については自己責任にて対応いただく方法で、個人で登録される方に加えて、団体での登録でグループでの来訪もお勧めする内容です。

棚田キャンプ実証

令和6年1月~2月の期間を設定し、実証を行いました。今回は実際に経験豊富なキャンパーに来てもらい体験してもらいました。

「田舎の体験交流館さんがうら」は、廃校となった旧一勝地小学校を活用し、地域に開かれた体験宿泊施設です。その下に広がる「松谷棚田」は、地元の方が中心となって守られ大切にされてきました。令和3年度に設定した九州自然歩道球磨村の新ルート上にある場所です。

実証の当日、利用者は昼頃に棚田に到着。利用可能な棚田を歩きながら、今日のキャンプサイトを決めていきます。見晴らしの良いサイトを選んでテントの設営をスタート。



直火の利用も可能なので、薪に火をつけ、食事をつくる、ゆっくりと時間を過ごすなど、思い思いの過ごし方をします。

実証の当日は、8人の利用。棚田の広さを考えると、相当の人数を受け入れることは可能そうです。当日はさんがうらでのイルミネーションが点灯中で、光がキラキラ灯るなかでのキャンプとなりました。

今年の棚田キャンプはモニターに限定して実施しましたが、2024年の秋冬に本格的に棚田キャンプを募集する運びになりましたらまたお知らせしますので、お楽しみにお待ちください。

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